岩手県山田町

鯨と海の科学館

岩手県山田町 鯨の不思議と、海の神秘

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クジラの口の中のはなし

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クジラは、口の構造によって、大きく2つに分けられます。

 

1つは、シロナガスクジラやザトウクジラのようなヒゲクジラです。

ヒゲクジラは、口の中に歯がないかわりに、歯ぐきが変化してできた、クジラヒゲというものがあります。

このクジラヒゲで、体長数センチの小さなプランクトンをこしとって食べます。

ヒゲクジラのご先祖様の体は小さかったのですが、海の中にいるプランクトンをたくさん食べて、だんだん体が大きくなっていきました。

なので現在のヒゲクジラは、シロナガスクジラのように大きな体のものが多いのです。

 

もう1つは、マッコウクジラのように、口の中に歯を持ったハクジラです。

歯はほとんどがとがった犬歯状になっていて、魚やイカを食べています。

ハクジラの仲間は、ヒゲクジラに比べると体が小さくて、群れで暮らしていることが多いです。

ハクジラの中でもマッコウクジラは、特に大きな体を持っています。

 

間もなく一部開館!くじら館に来たら、常設展示室で、じっくりとクジラの口の中を見てみてくださいね😉

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