岩手県山田町

鯨と海の科学館

岩手県山田町 鯨の不思議と、海の神秘

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人と鯨の歴史②

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今回は、鯨油や脳油などを紹介します。

ヒゲ鯨の皮や骨、マッコウクジラの大きな頭の中には大量の油があります。

 

様々な用途につかえるため、ナガスクジラをはじめ沢山の鯨が捕獲されました。このことが漁獲制限や禁止のきっかけになりました。

 

鯨の利用方法は国や時代によりかなり異なりますが、ここでは主として第二次世界大戦から1990年はじめまでに利用された生産物を示します。

 

骨や皮からとれる油はナガス油、食用や洗剤などに、マッコウクジラの頭からとれる油は、高級機械油などに使われました。

 

代表的な食品としては、マーガリンやショートニングなど。

高級機械油は、精密機械や工業機械などに使われました。

航空機や当時の有名な宇宙船であるアポロ宇宙船にも使われたといわれています。

海に生きる鯨が、一部分でも空を飛び、宇宙にまで行ったと考えると、浪漫がありますね。

 

↓鯨の利用図(鯨と海の科学館内展示※要拡大)

鯨から得られるめぐみの多さにびっくりします、じっくりとご覧ください。

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